中央市商工会・当組合協賛の社員研修会が開かれる
9月27日(火)中央市商工会・当組合協賛の社員研修会「営業マン必見!提案プレゼン力向上セミナー」が流通会館で開かれ、44人が参加した。
講師は(株)ナレッジステーション代表取締役・伊藤誠一郎氏。伊藤氏はプレゼンテーションを成功させるためには、事前準備が極めて大切で、ストーリー設計に4割、資料作成に2割、事前練習に3割、そして本番の発表に1割の力配分で行うと良いと述べ、特に事前練習は本番の3倍する必要があると話された。 そして「プレゼンテーションの勝負は冒頭とエンディングで7割決まってしまう」と指摘し、それほど冒頭とエンディングが重要なのにもかかわらず、95%近くの人は前置きなく一方的なプレゼンテーションをしていると述べた。勝負に勝つためには、冒頭にテーマ、結論、目的、論点の前置きをしてから始めることが重要だと指摘し、前置きの方法について解説された。 今回の講座は、講師による模擬プレゼンテーションがあったり、経験豊富な講師の体験談を交えたりと、実践的な内容で進められ、「中身の濃い有意義な講演だった」「普段の営業の中でお客様の提案にも活用していきたい」との声が寄せられた。プレゼンテーションを論理的に成立させるためには、話しをしていく中で適度な疑問(投げかけ)を作りながら、その疑問を打ち消すように理由を説明していく必要があるそうだ。今回学んだ顧客の信頼を獲得する伝え方を今後の営業活動に活かしてもらいたい。 |